まさかの入院

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7月のはじめに久しぶりに大腸内視鏡検査を受けたところ、問題が見つかり、入院することになってしまいました。
ここ最近はむしろ、おなかの調子がいいと感じていたので、寝耳に水です。

問題というのは、直腸に異型細胞が見つかったというもの。
異型細胞とは、これもさまざまな状態があるそうですが、平たく言うとガンの一歩手前のような状態になっている細胞です。
異型細胞が見つかったということは、すなわちガンの予兆があるということです。

潰瘍性大腸炎は、発病から7~8年以上経過すると、ガン化のリスクが高くなると言われており、そのため病歴の長い人は1、2年に1回の内視鏡検査が勧められています。
私の場合、大腸内視鏡検査をやると、検査中はものすごく痛むし、その後も数日間は決まって調子が悪くなるので、極力避けてきました。そんなわけで、今回の検査は3年以上ぶりだったのです。
この異型細胞はそのブランクの間にできたものなのか、あるいはその前から潜んでいたものなのか分かりませんが、今回見つかったのは「ある意味ラッキーでしたね」と先生からは言われました。ガンになる前に見つかってよかったねということです。

潰瘍性大腸炎で異型細胞が見つかった場合の対応の仕方としては、全大腸摘出手術を行うことが通例だそうです。
ただ、今回の検査で即手術という訳にはいかないので、入院してさらに精密な検査を行うことになりました。

急遽、方々の取引先に仕事の延期やキャンセルの連絡をしなければならなくなりました。